千夜一夜

人生は短い、それはまるでたった1日のように

プログラミングなしでbotを作れるbotbirdの使い方

botを作れるWebサービス、Botbirdについて。ブラウザ版とアプリが出ています。

学生時代にTwitterとLINE@で動かしていました。簡単にチャットボットを作れて細かい設定もできるので、bot作りに興味のある人は試してみてほしい。

個人用なら無料プランで問題なく使えます。

Botbird (ボットバード) | 無料 Twitter / LINE / Skype / Facebook bot チャットボット 作成

 

Twitterアカウントかメールアドレスを認証して、botbird用のIDとパスワード、ユーザーネームを設定したら登録完了です。

既に使われているユーザーネームは設定できないものの、bot名とは別なので適当でも大丈夫。ほぼ使いません。

 

登録するとチュートリアルが始まります。

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  1. botの名前設定(デフォルトが「(ユーザー名)のbot」)
  2. Twitterアカウント連携
  3. 返信ワード設定

どの項目もスキップ可能でかつ後から変更できるので、ぽんぽん飛ばせます。私は後から細かく設定しました。

既にbot用のアカウントを取得している場合は、チュートリアル内で簡単な動作確認まで可能です。

 

bot作成のメイン機能は以下の3つ。

  1. ランダム投稿
  2. タイムライン返信
  3. @返信

Twitterbotを作る場合は上記をすべて使えて、その他のサービスと連携させる場合には@返信(呼びかけへの応答)中心となります。

 

  • ランダム投稿

登録した文が定期的にタイムラインへ投稿される、いわゆる歌詞botなどで使われるもの。

 

  • タイムライン返信

botがフォローしているアカウントのツイートを取得し、設定ワードに反応する機能。

使ったことはありますが、手動と勘違いされたことも多かったので個人的には微妙です。

タイムライン返信の対応ワードは入れても数個がおすすめ。

 

  • @返信

botといえば会話なので、@返信について公式を引用しつつ簡単に説明を書きます。

Twitterに受けた@メンション、LINE/Facebookメッセンジャーへのメッセージが届いた時の、メッセージ内容に対応した返信メッセージを指定します。

これが対応ワードの設定画面。

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返信メッセージの枠に入っている{@}を消すと無効になるので要注意です。

記号で区切ると、区切った中の言葉からランダムで返信ができます。

置換文字の{random:}を利用して、様々なパターンでランダムリプライが可能です。

例:「{random:有難う,やあ!,元気?}」  

カンマ記号が途切れていて、全部一気に吐き出されたことがありました。

手の内を見せてしまい恥ずかしかったです。お気をつけください。

 

「反応できる言葉がなかったときに返す言葉」も設定できます。サイト上ではこれがいちばん上にある。

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上級者モードでは会話の頻度やワードに応じて好感度が上下する設定なんかもできます。こちらは使ったことがない。

好感度の実装は二次元キャラのなりきりbotでよく見かけます。ツイフィール等で仕組みを説明しているアカウントが多い気がする。

各単語に反応の優先度を決めることもできて、その機能にはお世話になっていました。

 

簡単に書きましたが、公式HELPがとても詳しいです。タグの一覧もおすすめ。

metabirds (Botbird/SLMaMe) HELP:Botbird置き換えタグ一覧

このあたりを使ってました。

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キャプチャはPC版ですが、アプリで完結させることもできます。

アプリの紹介がbot作成サービスらしくなくて損している気もする。

 

使っていない期間にGoogle HomeAmazon Alexaにも対応していてびっくり。

bot作りの入門におすすめです。

Botbird | いのちをふきこむボット作成ツール