千夜一夜

人生は短い、それはまるでたった1日のように

「空に歌えば」の話

先日「ピースサイン」を改めてちゃんと聴いたら歌詞があまりに本編で、友人に曲と歌詞のリンクを送ったら最終的にほぼ丸1曲分歌詞の解釈大会に発展した。ノートに歌詞書いて赤字で感想を入れたのをお互い送りあう大会。それをきっかけに、去年の秋にもその子とヒロアカのOPについて居酒屋で語ったのを思い出したからamazarashiの「空に歌えば」の話をします。ときどき「空に唄えば」と表記を迷う。

 

居酒屋に行ったときはもう冬に近かったんだけど、夏祭りみたいな内装の店内で大盛りの唐揚げを食べた。卒論の話や恋バナもした中で、ヒロアカの話が圧倒的に盛り上がったな。主に歌詞が誰の心情を示しているのかについて。

ストーリー全体が意識された曲なのは前提の上で、オールマイトの歌だと思って聴いてます。オールマイトとデクの心情の重なる部分が表れているというか、2人の歌っている感じというか。「笑うなら 笑ってよ」あたり特に緑谷出久の呼びかけ感が強い。でも本編よりもう少し先のデクのことを歌っているようにも取れて辛くなる、やっぱり最後の一行でワンフォーオールの宿命を突きつけてくるから…。

友人はかっちゃんの歌に思える、って言ってた。私は当時ステイン戦までしか漫画を追えていなくて、かっちゃんの内面があんまり分かってなかったので解説を聞いた覚えがある。それと担当声優さんが別のキャラ名義で出した曲を一緒に聴いたり。

でも改めて歌詞のどのあたりがかっちゃんの心情だと思えたのかって説明をいまいち思い出せないな。歌詞を読み直してみたけどやっぱりわからない。また教えてもらおうかな。しばらくヒロアカから離れちゃってたから、ちゃんと本編読めばぴんとくるんだろうか。最近は8月の劇場版公開を知って以来少しずつ復習中です。改めてアニメ見たら、轟くんの声が梶さんて知ってなんだかびっくり。声が渋いからわからなかった…。梶裕貴=少年の役、ってイメージが古いのか。

 

amazarashiの秋田さんの言葉を区切りを強調した歌い方が好きです。あと女性の平坦な歌唱も好きだから、コーラスも含めて好みの曲。MVの最初が品川駅で、当時品川でバイトしてて思いっきりあの品川駅港南口を通ってたから面白かった。バイト先の先輩と音楽の話になったときMV見せたら笑ってたな。

その頃に文房具カフェとヒロアカのコラボイベントにも行ったんだった。こうして思い返すと曲とアニメが大学四年の中盤あたりの記憶たくさんと紐付いている…。