千夜一夜

人生は短い、それはまるでたった1日のように

学生インタビューの謝礼や手土産について

本格的に卒論シーズンですね。学生が卒論やレポートでインタビューするとき、謝礼はどうしたらいいんだろう、と思った話。

 

私自身も何度かインタビューをした経験がありますが、先日は友人を通じた依頼で初対面の女性からインタビューを受けました。

帰り際に、茶封筒で現金を手渡されて驚いた。しかも予定より長引いちゃったので…と目の前でお財布から中身を足されて。事前の依頼メールで時間あたりいくらの謝礼とは明記されていましたが、てっきり金券と思っていた。

彼女は18〜24歳の若者を対象にジェンダー意識を調査していました。これまでに友人からの紹介で4人と話していて、今後あと2人インタビュー予定とのことです。

謝礼は学内誌で募集されている心理実験アルバイトのような感覚から現金で渡している、と言っていました。

 

かなり衝撃的だったので、学内で同じように知人やその紹介を頼ってインタビューをしている友人にお礼はどうしてるの、と聞いてみました。「じゃがりこ」と返ってきた。

気心知れた相手に対してならそのくらいがいいのかもしれない。

 

改めて学生インタビューの謝礼について調べてみたところ、こんな記事がありました。

http://apartment-home.net/column/201504-201505/okadaic06/

あなたがたがそれを妥当と判断したなら、10円だっていい。「対価」を払ってくれたって死にはしないだろう。

これまでの私は「菓子折りを持参しましょう」という、フリーペーパー製作時の作法に疑問を持たずそのまま実行していました。千円前後が目安。

先方の年代が近ければ駅ナカで選び、ある程度きちんとした依頼のときには大学の購買で大学名入りのお菓子を買ったりした。

大学名入りのお菓子は、ゼミの先生にお勧めされました。MARCHというある意味「ちょうどいい」位置の学校だからかもしれない。

毎回そんなにきっちりできているわけではないけど。以前あるNPOに関わったときは、講演会で知り合った30代のお姉さんと意気投合してお茶した流れでほぼインタビューのような形でお話を聞かせていただきました。そのうえお茶代も出していただいてしまった。

 

そういえば電話やメール、スカイプなんかでの場合はどうなるんだろう。アマギフとか…?インタビュー相手や形式などさまざまな要素でふさわしい形が変わって、これ!という正解はないのかもしれません。

謝礼に手土産ではなく現金を、額面を提示した上で依頼することもひとつの選択肢か、と感じた出来事でした。

 

f:id:senyaitiya:20171125200950j:image

 

いただいた封筒。しばらく使わずに取っておきます。