SE4年目に突入した7月、社内の制度を使ってG検定を受験し合格しました。
自宅受験で、120分の間に220問程度の4択を解くというもの。(問題数は回によってゆれがあり、2021年2回目の試験では201問でした。)
G検定とは - 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】
事前の対策で使用したのはいわゆる白本(テキスト)と黒本(問題集)です。
とはいえ実際にテキストを読み込んで問題を解き…の根気が続いたのは、1~2章のみでした。ただ「第一世代から第三世代」や「強いAIと弱いAI」といった基礎知識を問う問題は試験でもしっかり出題されたので、やっていてよかったです。
あとはAI白書も読んだものの、軽く目を通したのみ。今はもっぱらノートPCの高さを調整するのに使っています……。
また前回3月に試験を受けていた社内の先輩から、アドバイスを受けていました。
(試験は3月、7月、11月の年3回です)
AI倫理や法律に関する問題が多く出題される
人工知能の悪用事例など、時事問題も多い
時間が足りない
上2点の傾向については、今回受験した7月試験でも同様でした。
技術の知識を問われるというよりは、倫理や時事に関する長文(画面内での4行程度)をさっと読んで素早く選択肢を選ぶことへの慣れが重要に思えます。
試験名「G検定」のGが「ジェネラリスト」を指しているとおり、乱暴に言ってしまえば文系向けの試験かも。
また個人情報や著作権、営業秘密に関しても試験範囲に含まれているため、直近でIPAの基本情報試験や応用情報試験の午前対策をしていたらその知識も役立ちそうです。
シビアな時間制限には、以下の通り対応しました。
- 自信がない問題もとりあえず回答
- わからない問題は一旦3(の選択肢)を選び次の問題へ
- 最終問題まで到達(この時点で約1時間15分経過)
- 1問目に戻り、検索しやすい問題(「○○(用語)についての適切な説明を選べ」など)から調べて回答
この解き方で、どうにか時間内に全問を2周できました。
同じキーワードについて離れた問題で2回出題されていたこともあり、一度の検索で複数問の回答につなげられたのが時短の要因といえそう。
検索については事前にチートシート(カンペサイト)を開き準備していましたが、使用したのはほぼGoogle検索。Wikipediaは役立った場面も多かったものの、寄付を募る広告のスクロールが大変だった!
また公式やグラフについての問題を調べたいとき、通常の検索でうまく知りたい情報を得られなかったときは画像検索の結果も確認しました。
対策は以上です。これから受験する方の参考になりますように。